視界がどんどんダークモードに切り替わっていく日々。
まるでスマホの設定みたいだけど、こっちは設定解除できない現実だ。
昼でもまぶしいのに暗く、夜はまるで宇宙。コンビニの光だけがオアシスのように輝く。
でも、目に見える色が減るほど、見えてくるものがあるんだよ。
人の態度とか、空気の変化とか、なんか“人間の本性”みたいなもんが匂いでわかるようになる。
例えば、駅の改札でまごついてたら、さっと腕を貸してくれる兄ちゃん。
声かけずに遠巻きに避けていく人もいりゃあ、話しかけてくる人もいる。
ジジイはその全部を受け止めるようにしたよ。人間、いろいろでいいんだってな。
それに、暗いってことは、ムダな情報が入ってこないってことでもある。
看板のうるさい広告も、他人の着てるブランドも気にならなくなって、やたらと“自分の時間”が濃くなる。
これはこれで悪くない。むしろ贅沢。
視界は暗くても、気持ちは明るく。
それが、ジジイ流・令和の生き方ってやつよ。